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とりあえず死ななくて良かったというか[謎]。
by securecat
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何にしたってコストが要るんだよ
え、なんでオマエがそんなコトいうの? という反応もあるかと思いますが[謎]、まあ、いいじゃないですか[謎]。まあ病み上がりのイチ意見[謎]として、書くだけ書かせてくださいという感じで。



§

さーて、そろそろ"Web標準の日々"だなぁ、風邪も何とか落ち着かせたし、締め切り過ぎてるけど(鷹野さん・名村さん、ごめんなさい)、スライドの整理とかするかなぁと思いながら、公式サイトを見たら、こんな記事が。

CSS Nite公式ブログ:収支概算を公表します:[Web標準の日々]

おおおー!
僕も知りたかったよw

いや、正直、前回の"Web標準の日"のとき、参加費たけーなー、どんだけ儲かってんだコレ、とか、思ったことがあるので(そういうコトを業界系呑み会[謎]で言ったことも何度もある)。でも、まあなんていうか、僕的なジョークなんですよ。って今更ここで言ってどうするって感じですが、まあ、ホントにね。一応、曲がりなりにもbAで取締役として収支を預かっている身のひとりですからね。

こういう表を、わざわざ公表するに至ったのは、Web標準の日々 (smashmedia)Transrain - CSS Niteについて考えてみるのふたつのエントリーが直接の要因なのかどうか、ほかにもあるのか知らんけど、とにかくこのふたつが直接リンクされていますね。まあこう書かれたからといってすぐに収支表を出しますというのも、個人的にはちょっと香ばしい気もする[謎]のですが、それはそれとして。

さて、このうち、前者の河野さんの意見のほうは、まあどうでもいいというか、まあそうだよねという感じなんですが、やっぱり気になったのは後者の如月悠希さんの意見のほうです。

一番気になったのは、今、名前を探してるときに見た「ハンドルネーム」という単語ですが、まあそれは本当にどうでもいいというかまったく関係ないので置いときます[謎]。なんだか古い人間ですみません[謎]。詳細はWikipediaをご覧下さい[謎]。

でっ! [謎]

今回の"Web標準の日々"も、ぶっちゃけチケットから換算する額面上の収入は多いよなーっていうのは、僕も思うことなのです。でもまあ、なんというか、別にいいじゃないですか[謎]。

bAは協賛企業なので協賛金も出していますが、まあ、微々たるもんだといえます。それ以上のスポンサー枠もあったんだけども、弊社判断で、微々たるもんクラスで落ち着くことになりました(ブースとか要らないので)。

これは、今回bAから3人も講師役が出演しますので、それに対するものでもあります。あ、僕もそのうちのひとりですが。

まあ、収支の計算をする際に、ここで出された収支表以外にも、実は多大な支出がいろいろあると思うのです。いろいろの内訳を全部は言いませんが(というか、わかりませんが)、まあ、たとえばこんなイチ講師に過ぎない僕ひとりをとっても、今回の講演にあたる準備として、50時間以上の実稼動時間をあてているわけで、これって、その言葉ひとつでひとくくりにするのもアレなんだけども、まあ語弊を恐れずにいえば、まるまる支出なわけです。50時間が支出なの? というのは、まあ、これは僕の時間あたりの稼動単価の売値というのがあるわけなので、その単価で掛け算すればいいわけですね。これは、鷹野さんトコの支出じゃないけども、bAの支出なわけです。

まあ、お金として出ているわけではないのですが、ようは、僕が基本業務のほうにその50時間をあてていれば、これだけの価値をbAに落とせましたよね、というのがあるので、その分、bAが持ち出ししているということになるのです。もちろん、これは理論上であって、じゃあその50時間がフリーだったとしても、実は単に僕はいたストDSのスラバッカ島で999,999G+破産3人とかのどうでもいいルールで遊びまくっていただけかもしれませんが[謎]、まあ、とにかくそういうことなんです! [謎]

CSS Nite系のイベントでは、出演しますと講師料というのがもらえるのですが、いたスト以外のそういう意味では[謎]、対価としては全然見合わないと、今ここで言ってしまっていいのかわかりませんが、言ってしまいます! [謎] これは、足りねーからもっとよこせ[謎]という意味は微塵も含んでおらず[謎無]、単に勢いだけの発言です[謎]。極端な話、講師料なんか要らないんですよ。いやある分にはもらいますが[謎]。

んで、何を言いたいかというと、このままだと、出演者が持ち出ししているから主催者の支出に影響は無いという話で終わってしまいそうなのでフォローしますが[謎]、たかだか1コマのトラックを受け持っている人間ですら50時間超の調整時間が必要なんだから、これが全トラックを含むイベントそのものに対して責任をもっている主催者からしたら、そりゃあ大変な調整時間でしょうよ、言い換えると、本来ほかに(株式会社スイッチにとって)直接的な収入を生み出せたはずの時間を多大に投資しているのでしょうよ、ってことです。

あ、これは、会場費・イベント運営費その他雑費もろもろなどなど以外に、見えない支出も多大にあるから、結果、62万のお金が残ったとしても割りに合わんよ、といいたいのであって、調整費だけを取り上げているのではないのですが、まあ、賢明な読者[誰]にはわかっていただけると思います[謎]。620万くらい残るのなら、ぎりぎり割りに合うのかもしれませんが、それだと参加費が2日通し券で15万とか超えるので、だいぶセレブなイベントになってしまいますし[謎]、もっと違う気を遣うのでそれはそれで割りに合わないというオチが[謎]。

じゃあ何が鷹野さんをそうさせるのかっていうと、まあ一言でいえば、漢のロマンでしょう[謎]。本人がそう思っているかわからないけど、スゴイ奴らを筆頭に1000人が一堂に集まる一大イベントを打ちたてようというのは、なかなか震えるものがあると思います。しかもこうして現実に実施されようとしているわけですから、いやー、そういう意味では割りに合いますよね。ご飯三杯いけます[謎]。もちろん、結果的には鷹野さんの名声を高めることになるだろうし、株式会社スイッチの企業活動にもなるんじゃないかとは思いますが、別にいいじゃないですか! [ピュア] だって僕はこういうことを主催する気が起きないもの。誰もやらないんなら俺がやる的なチャレンジってスゴイし、もし万一これって失敗に終わったとしてもですよ、少なからずの確信がもてるのならば挑戦に値すると見なして決断すること、それってまさしくクリエイティブの根源ですからね。特に超大手企業主催とかじゃなくて、株式会社スイッチ規模の会社で決断するわけじゃないですか、結局のところ。僕もクリエイティブに携わる人間として、これはそう決断したという時点だけでも、完全に支持する立場です。

§

単に金額の多寡そのものでいったら、2日通しで16,000円とか18,000円とかっていうのは高いよね、という話はまったく同意です。が、その内訳を単純に、割引とか配付物とかサーバ代だけで見てしまうのは、やっぱりちょっと無理があるよねー、というお話。だいたい、変なセミナー[謎]って、そもそも3~4時間か、ヘタすりゃそれより少ない時間でも2万とかもざらでしょう。それに比べたら全然安いですし、実際。

それと、神戸を開催地にして"Web標準の日々"と同等のイベントを起こすのは難しいかもしれないけれども、フットワークの軽いCSS Niteならば、神戸に誘致することも出来るんじゃないんでしょうか。鷹野さんと益子さんとヤスヒサさんて、いつでも何処でも行くんですよね? [謎] しかもセットで[謎]。

§

なんだかよくわからなくなってきたので[謎]、最後に2点。


1点め。

お金云々はさておいて、僕は、僕の(あるいはbAの)考え方・取り組み・実績などを、広く伝える場を得られることを非常に嬉しく思っており、また、いつも撮影・録音などを禁止にしており(今回も写真撮影以外は禁止です)、お持ち帰りできる講演資料もありませんが(今回も配付する資料はありません)、少なくともその場では多くの具体的な内容を公開できるように心がけているつもりです。が、いろいろ話したいことがあって、うまくスライドに出来なかったり時間配分ができなかったりして、そんなことやっていると、結果的に、「何を言っているのかよくわからなかった」という感想がわりと集まる、ある意味、困った講演になっていることも多いのですが(たぶん、鷹野さんも頭を抱えていらっしゃることでしょう)、今回はがんばりました! (がんばっています!)

なんと、まだ下書きなのが申し訳ないけど、すでにスライド21ページです! CSS Nite vol.8に出させて頂いたときは実質スライド2ページだったこの僕が! [謎] スライドのボリュームは内容の質に関係ないだろうとは思うのですが、2ページはさすがに、会場失笑モノでしたし[謎]。でもっ、それでも準備に休日出勤して半日くらい使ったんですよっ。今さら弁解しても超手遅れですが。

2点め。

ここにきてやっとこの記事のタイトルである「何にしたってコストが要るんだよ」について。まあ、ここまで読めば、懸命な読者[誰]ならわかるんじゃないかとは思いますが、もう少し。

語弊を恐れず一言でいえば「お金を儲けることは必要なことだ」ってことですね。たとえばbAが儲けることで、弊社の社員たちの生活が営まれ、弊社の職場環境や開発環境なども向上し、よりクリエイティブに適した状況を作り出し、永続的なモチベーションを生み出し、それによって我々の力を結集してクライアントやその顧客の社会活動や生活を豊かにするための支援活動に従事することができ、ゆくゆくは社会に対して貢献することもできるのです。僕は、僕の大好きなbAで、大好きな仲間たち全員と、大好きなすべてのクライアント企業やその活動をコミュニケーションデザインで支援し続けることが出来るのを、とても嬉しく思っているし、まさしく生き甲斐たりえるものだと思っています。好きなことをする、素敵なことを実現したい、そのためにはコストが必要であり、コストとは時間であったりヒトであったり、そしてお金であったりするわけです。


つまり、見えるモノと見えないモノのどちらもが、コストに含まれているということを結論というかなんというかにしたいわけなのですが、まあ、賢明な読者[誰]ならわかっていただけるかと思います[謎]。

ようするに、別にいいじゃんってコトです[謎]。


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by securecat | 2007-07-14 03:10 | 自宅
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