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とりあえず死ななくて良かったというか[謎]。
by securecat
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住所をaddress要素でマークアップするのは誤りか?
どなたのセミナーなのかがわからないのがアレなんだけど、ちょっと気になったこと。

セミナーに行ってきました。から:
■address要素内に住所やコピーライトを持ってくるのは間違った使い方。
もともと間違って訳されたために、日本で間違って使われてるらしい。本当はaddressには「近づく」というような意味があり、サイトに近づくという意味でお問い合わせのメールアドレスなんかに使用するのが正しいらしい。

もともと間違って訳されたというのは何のことを言っているのだろ?
addressという単語が、語源はラテン語だが、中世フランス語から英語になった辺りで誤訳したとか、そういう話だろうか。それとも英語を語源として日本でカタカナ語になった時の誤訳とか?

しかしそんな辺りを持ち出さなくても、address要素はこういうものだと仕様に明記されている。

The global structure of an HTML documentから:
The ADDRESS element may be used by authors to supply contact information for a document or a major part of a document such as a form. This element often appears at the beginning or end of a document .

平易な英文なのでこのままでも読めるけども、いちおう仕様書邦訳での明記も。

The global structure of an HTML document (ja)から:
ADDRESS要素は、文書全体、あるいはフォームなど文書の主要部分に関する問い合せ先を示すのに用いられる。たいてい、文書の冒頭か末尾に現れる。

もともと間違って訳されたっていうのは、むしろこれのこと?(間違っているとは思えないけど)

で、とりあえず誤訳の件はさておき、address要素は、サイトに近づくとか云々というよりも、ようするに当該文書についての問い合わせ先の情報っていう意味。だから、そういう情報として登場した住所であれば、address要素としてマークアップされても問題ないだろう。たとえばページの頭とか、いわゆるフッタエリアとか、その辺にありそうな位置づけでの文脈ならばっていうこと。メアドがあったほうが、問い合わせの際は簡便で嬉しい気もするけども、住所や電話番号とかだって問題があるわけではない。

それと、コピーライトだけども、これも文脈によってはaddress要素でマークアップされることは十分にありえると思う。たとえば、

<address>
Copyright&copy; 2008 <a href="http://www.b-architects.com/">Business Architects Inc.</a>
</address>

とか。この内容は、当該文書の問い合わせ先を示すために書いてあるのだし、単に社名や名前だけ書いてあってもいまいちわからないという場合もあるかもだけども、このようにリンクまでしてあれば問い合わせも可能そうだろうということ。これならaddress要素でマークアップしてもいいじゃないか。

まあ、コピーライトの意味づけをするためにaddress要素があるっていう話になっちゃうとそれは誤りだし、そのセミナーでもそういう風に説明したのかもしれないけどね。

とりあえず、仕様書を見れば自明なことを、なんでわざわざ、もともとはこういう意味でとかっていう話にして説明するんだろうなー、って思った。


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by securecat | 2008-09-25 20:32 | 職場
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